おすすめ映画

『ミッドサマー』にハマった人におすすめしたいヤバイ映画

『ミッドサマー』好きにはこんなヤバイ映画もおすすめしたい!

公開前から「超ヤバそう」とネット上で話題になっていたアリ・アスター監督の映画『ミッドサマー』。

2020年2月についに日本公開され、公開日には1日中ツイッターのトレンドに上がったり、初日からパンフレットが売り切れる劇場が続出したりと『ミッドサマー』にハマる人続出。日本中を熱狂の渦に巻き込んでいます。

「セラピー映画」だの「カップルで観てはいけない」だの言われてるこの映画ですが、まあヤバイ映画であることは間違いありません。

今回は、そんな『ミッドサマー』にハマった人にぜひおすすめしたい作品をまとめてみました。

『ミッドサマー』を観てハマった人、そしてこれから『ミッドサマー』を観る予定という方もぜひ、こちらの作品も観てみてください!

 

※『ミッドサマー』の核心に迫るネタバレはありませんが、軽く内容に触れています。未見の方はご了承ください。

 

まずは必見!アリ・アスター監督のデビュー作

『ミッドサマー』について、「観客を不安な気持ちにさせたい」とキラキラした純粋無垢な瞳で語ったヤベー監督ことアリ・アスターですが、長編デビュー作である『ヘレディタリー 継承』も激ヤバな映画なので、『ミッドサマー』にハマった人はこれは絶対観てください。

『ミッドサマー』をまだ観ていない人も、予習として観ておくことをおすすめします。

 

ヘレディタリー 継承

監督:アリ・アスター
キャスト:トニ・コレット、アレックス・ウルフ、ミリー・シャピロ など

あらすじ
祖母エレンが亡くなったグラハム家。過去のある出来事により、母に対して愛憎交じりの感情を持ってた娘のアニーも、夫、2人の子どもたちとともに淡々と葬儀を執り行った。祖母が亡くなった喪失感を乗り越えようとするグラハム家に奇妙な出来事が頻発。最悪な事態に陥った一家は修復不能なまでに崩壊してしまうが、亡くなったエレンの遺品が収められた箱に「私を憎まないで」と書かれたメモが挟まれていた。(映画.comより)

『ミッドサマー』がぶっ飛んだエグさで話題になってるのは分かるんですが、個人的にはこの『ヘレディタリー』の方が精神的にはエグいと思う。

「こんなシーンを思いついて撮ろうと思ったアリ・アスターは人間ではない」と思った最悪すぎる地獄のシーンが登場します。

私は、数日間ご飯が喉を通らなくなりました。

一度観てしまったら、一生この呪いから逃れられなくなります。

⇒わたしの感想(ガッツリネタバレ)

⇒「本物の幽霊が映っている」という噂の考察

 

『ヘレディタリー 継承』を動画配信サービスで観る

 

不穏な世界へようこそ。田舎ホラー映画

『ミッドサマー』は、スウェーデンの奥地にある村を訪れるところから始まりますが、こういう「都市部から隔離された領域」に足を踏み入れたところから悲劇が始まる「田舎ホラー映画」って結構多いと思うんです。

田舎特有の陰鬱さと、「訪問者」である主人公の疎外感が恐怖を増幅させます。

 

ウィッカーマン

監督:ニール・ラビュート
キャスト:ニコラス・ケイジ、エレン・バースティン、ケイト・ビーハン など

あらすじ
白バイ警官のメイラスの元に、8年前に失踪した婚約者ウィローから手紙が届いた。彼女の故郷である孤島サマーズアイルで、娘のローワンが行方不明になったというのだ。メイラスは島を訪れ捜査を開始するが、よそ者を嫌う島民たちは非協力的で真相を語ろうとしない。やがてメイラスは、島に秘められた衝撃の事実を知る……。(映画.comより)

ウィッカーマンとは、人型の檻の中に生きた人間を入れて焼き殺して捧げものにする風習のこと。

『ミッドサマー』公開前から『ウィッカーマン』の名前がちらほら上がり類似点が指摘されていました。

比較しながら観てみても面白いかもしれないですね。

『ウィッカーマン』を動画配信サービスで観る

 

悪魔のいけにえ

監督:トビー・フーパー
キャスト:マリリン・バーンズ、アレン・ダンジガー、ポール・A・パーテイン など

あらすじ
サリー、ジュリー、フランクリン、カーク、パムの5人組は、夏休みを利用してドライブ旅行に出かけ、その途中でヒッチハイクをしていた男を車に乗せる。しかし、男はナイフで自らを傷つけるといった行動を繰り返し、異常を感じた5人は男を車から追い出す。やがて一軒の洋館を見つけた5人は、その家に立ち寄るが……。
映画.comより)

いわずと知れたホラー映画の傑作ですね。

森の奥に住む狂った人殺し一家とそこに迷い込んでしまった若者たちの悲劇。

チェーンソーの音と主人公の叫び声はトラウマになるレベルです。

『悪魔のいけにえ』を動画配信サービスで観る

 

グリーン・インフェルノ

監督:イーライ・ロス
キャスト:ロレンツァ・イッツォ、アリエル・レビ、ダリル・サバラ など

あらすじ
森林伐採の不正を暴くためアマゾンを訪れた環境活動家の学生たち。過激な活動が問題となり強制送還されることになるが、帰りの飛行機にエンジントラブルが起こりジャングルに墜落してしまう。なんとか生き延びたものの、そこで彼らを待ち受けていたのは人間を食べる習慣を持つ食人族だった。学生たちは食人族に捕らえられ、次々と餌食になっていく。(映画.comより)

飛行機の墜落で迷い込んだ森には食人族が住んでいて……というパニックスリラー。

話がまったく通じない食人族が怖すぎです。

『グリーン・インフェルノ』を動画配信サービスで観る

 

ゲット・アウト

監督:ジョーダン・ピール
キャスト:ダニエル・カルーヤ、アリソン・ウィリアムズ、ブラッドリー・ウィットフォード など

あらすじ
アフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、白人の彼女ローズの実家へ招待される。過剰なまでの歓迎を受けたクリスは、ローズの実家に黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚えていた。その翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに出席したクリスは、参加者がなぜか白人ばかりで気が滅入っていた。そんな中、黒人の若者を発見したクリスは思わず彼にカメラを向ける。しかし、フラッシュがたかれたのと同時に若者は鼻から血を流し、態度を急変させて「出て行け!」とクリスに襲いかかってくる。(映画.comより)

婚約者の家に挨拶に来たけど、何かおかしい……?から始まるサスペンススリラー。

徐々に衝撃の事実が明らかになっていく過程と、後半の怒涛の展開に手に汗握ります。

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自己責任。夫婦で観てはいけない映画

『ミッドサマー』は問題を抱えたカップルが主人公。
それが後にとんでもない事態を巻き起こすキッカケになっていき、衝撃と戦慄のラストに繋がるわけです。

監督は「ぜひカップルや夫婦で観てね☆」と言っていましたが……(笑)

ネット上では「カップルで観てはいけない映画」として話題になってました。

それに関連して、「夫婦やカップルで観てはいけない映画」をご紹介します。逆に一緒にこれを乗り越えて絆を強められるかも……?

 

アンチ・クライスト

監督:ラース・フォン・トリアー
キャスト:シャルロット・ゲンズブール、ウィレム・デフォー など

あらすじ
セックスの最中に幼い息子を事故で亡くした夫婦。愛する息子の死をきっかけに心を病んでしまった妻を療養させるため、セラピストの夫は彼女を森の山小屋へと連れて行くが……。(映画.comより)

「鬱映画」でおなじみのトリアー監督の作品の中でも特に覚悟が必要な映画です。

「ある夫婦の過ち」から物語が悲劇へと発展していくのですが、そのキッカケの部分からもう胸糞で初っ端からサイアクな気分になります。

さらにクライマックスでは目も当てられないような悲惨なシーンが待っています。

『アンチ・クライスト』を動画配信サービスで観る

 

ゴーン・ガール

監督:デヴィッド・フィンチャー
キャスト:ベン・アフレック、ロザムンド・パイク、ニール・パトリック・ハリス など

あらすじ
幸福な夫婦生活を送っていたニックとエイミー。しかし、結婚5周年の記念日にエイミーが失踪し、自宅のキッチンから大量の血痕が発見される。警察はアリバイが不自然なニックに疑いをかけ捜査を進めるが、メディアが事件を取り上げたことで、ニックは全米から疑いの目を向けられることとなる。(映画.comより)

失踪した妻と疑惑の夫。

先が読めないサスペンスから、後半は衝撃の展開へと発展していきます。

ラストの後味は何とも言えないモヤモヤ感を残してくれます。

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おまけ:あのお爺さんの若かりし頃はまさかの美少年!?

『ミッドサマー』で観客と登場人物を地獄のどん底に突き落とした衝撃のシーンに登場する「あのお爺さん」

演じているのはビョルン・アンドレセンという俳優ですが、この人が映画史に残る伝説の美少年だったことをご存知でしたか?

そちらに興味がある人はぜひご覧ください!

ベニスに死す

監督:ルキノ・ヴィスコンティ
キャスト:ダーク・ボガード、ビョルン・アンドレセン、シルバーナ・マンガーノ など

あらすじ
療養のためベネチアにやってきたドイツの老作曲家アシェンバッハは、ホテルで少年タジオを見かける。一目で少年の美しさの虜になり、彼の姿を見つけるだけで喜びを感じ始める。(映画.comより)

主人公を虜にする美少年タジオを演じているのがビョルン・アンドレセン。

絵画と見紛うほどの美しさで、映画を観ているこちらも魅了されてしまいます。

『ミッドサマー』で沈んだ気持ちを美少年でぜひ癒してください。ただし物語自体は重めです。

『ベニスに死す』を動画配信サービスで観る

 

 

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