映画の楽しみ方は人それぞれですが、「画面を見ているだけで楽しくなる映画」ってありますよね。
特に女子のみなさんは、映像や世界観が可愛い&オシャレな映画ってつい惹かれてしまいませんか?
今回は、そんな女子たちにおすすめする、見てるだけでテンションが上がるようなオシャレな映像が楽しめる映画をご紹介したいと思います!
世界観がオシャレなおすすめ映画10選
アメリ
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
キャスト:オドレイ・トトゥ、マチュー・カソビッツ、ヨランド・モロー など
あらすじ
神経質な両親の元で育ち、空想の中で遊ぶのとこっそり悪戯するのが得意になったアメリ。22歳になり、モンマルトルのカフェで働く彼女は、青年ニノに出会って心ときめくが、どうしたらいいか分からず悪戯を仕掛ける。(映画.comより)
オドレイ・トトゥ演じるちょっと変わったヒロイン・アメリがとにかくキュート。
我が道を行くアメリに振り回されながらも、なぜか応援したくなってしまうガールズムービーです。
アメリの部屋やカフェなど、赤を基調としたオシャレで奇抜なセットがたくさん出てきてワクワクします。
ジャン=ピエール・ジュネ監督の映画はどれもファッショナブルな画面作りにこだわった作品です!
グランド・ブダペスト・ホテル
監督:ウェス・アンダーソン
キャスト:レイフ・ファインズ、F・マーレイ・エイブラハム、ジュード・ロウ など
あらすじ
ヨーロッパ随一の高級ホテル「グランド・ブダペスト・ホテル」を取り仕切り、伝説のコンシェルジュと呼ばれるグスタヴ・Hは、究極のおもてなしを信条とし、宿泊客のマダムたちの夜のお相手もこなしていた。ホテルには彼を目当てに多くの客が訪れるが、ある夜、長年懇意にしていたマダムDが何者かに殺害されてしまう。マダムDの遺産をめぐる騒動に巻き込まれたグスタヴ・Hは、ホテルの威信を守るため、信頼するベルボーイのゼロ・ムスタファを伴い、ヨーロッパを駆けめぐる。(映画.comより)
ピンク色のホテルが目を引くポスターのビジュアルから既にカワイイですよね。
ホテルの内装、登場人物の制服も何から何までポップでキュートな舞台で繰り広げられるコメディ映画です。
この作品以外にも、ウェス・アンダーソン監督の映画はどれも色使いやセットが本当にオシャレなのでおすすめ!
オンネリとアンネリのふゆ
監督:サーラ・カンテル
キャスト:アーバ・メリカント、リリャ・レフト、エイヤ・アフボ など
あらすじ
バラの木夫人から買った小さな家で暮らすオンネリとアンネリ。クリスマスまであと数日というある日、彼女たちのもとにプティッチャネンという小さな一族の家族が、バラの木夫人を訪ねてやって来る。一家は家を失い、さらに家族を捕まえようとする悪い人間に追われて困っているという。話を聞いた2人は、バラの木夫人の居場所がわかるまで、彼らをドールハウスにかくまうことにするが……。(映画.comより)
パステルカラーのポスタービジュアルが可愛いですよね♪
北欧を舞台に、とってもかわいい女の子オンネリとアンネリのファミリームービーです。
ファッションやインテリアもドールハウスみたいにオシャレで、可愛い女の子が可愛い部屋で仲良くしてるだけでもう眼福。
あなたに触らせて
監督:エドゥアルド・カサノバ
キャスト:マカレナ・ゴメス、アナ・マリア・ポルボローサ、カロリーナ・バング など
あらすじ
身体の欠損など、健常者と異なる容姿を持つ人々にとって、この世で生きることは決して楽じゃない。冷たい現実や世の中との距離感を描くダークな社会派コメディ。(Netflixより)
オシャレな映像は堪能したいけど、内容は少しダークな映画を楽しみたい!
そんなあなたにはこちらがオススメです。
ピンクやパープルを基調にした一見キュートな世界観かと思いきや、フリークスを主人公にした結構エグめの物語。
可愛らしい映像と、少し暗くてダークな内容のコントラストに独特な魅力を感じる作品です。
この作品はNetflixのみで配信中です!
ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール
監督:スチュアート・マードック
キャスト:エミリー・ブラウニング、オリー・アレクサンデル、ハンナ・マリー など
あらすじ
スコットランド、グラスゴー。拒食症で入院している少女イブは、ひとりきりでピアノに向かって作曲する寂しい毎日を送っていた。そんなある日、病院を抜け出してライブハウスを訪れた彼女は、アコースティックギターを抱えた青年ジェームズと、その音楽仲間キャシーと知り合い、3人で一緒に音楽活動を始める。(映画.comより)
この映画の魅力はなんといっても音楽、そして登場人物たちのレトロなファッション!
音楽活動をする主人公たち男女3人のファッションやインテリアなどを見てるだけでワクワクします♪
時折繰り広げられるハッピーなミュージカルシーンも、カワイイ衣装に彩られてより楽しめますよ!
下妻物語
監督:中島哲也
キャスト:土屋アンナ、深田恭子、樹木希林 など
あらすじ
茨城県下妻。フリル全開、ロリータ・ファッションだけが生き甲斐の高校生・桃子は、お洋服を買う資金集めの為にブランド品のバッタもの販売を開始するが、やって来たのは価値観もキャラも全く逆のヤンキー娘・イチゴだった。これが、桃子の不幸の始まり? 本来なら相容れないふたり――の筈が、たったひとりで我が道を爆走する桃子に”根性“を見出したイチゴは、以来、桃子の迷惑顧みず頻繁に彼女のもとを訪れるようになり、やがてふたりは奇妙な絆で結ばれていく。(映画.comより)
パンクな梅宮アンナとロリータな深キョンというアンバランスな2人の友情を描いたコメディドラマ。
これは日本のファッションが好きな人におすすめ!劇中に登場するファッションが、どこか懐かしくもオシャレ。
主人公2人のちぐはぐなやりとりも見てて楽しいし、青春ドラマとしても最高な映画です!
シェルブールの雨傘
監督:ジャック・ドゥミ
キャスト:カトリーヌ・ドヌーヴ、ニーノ・カステルヌオーボ、アンヌ・ベルノン など
あらすじ
フランス北西部の港町シェルブール。自動車修理工の青年ギイと傘屋の娘ジュリビエーブは結婚を誓い合った恋人同士だったが、ギイに送られてきたアルジェリア戦争の徴兵令状が2人の人生を大きく翻弄する。(映画.comより)
フランスの名女優カトリーヌ・ドヌーヴが主演のミュージカルラブストーリー。
色とりどりの傘など、ポップな色合いを基調にしたオシャレな映像が楽しめるのはもちろん、若い頃のカトリーヌ・ドヌーヴが本当に美しくて可愛らしい!
オシャレなフランスの街を舞台に繰り広げられる恋愛劇も女子のハートに刺さること間違いなしです!
ココ・アヴァン・シャネル
監督:アンヌ・フォンティーヌ
キャスト:オドレイ・トトゥ、ブノワ・ポールブールド、エマニュエル・ドゥボス など
あらすじ
フランスの片田舎の孤児院で姉とともに育てられたガブリエルは、施設を出た後、寂れたナイトクラブの歌手やお針子として働いていた。そこで貴族エティエンヌ・バルザンに見初められ何不自由ない生活を手に入れるが、ありのままの自分を受け入れてくれるアーサー・カペルと運命的な恋に落ち、自らのファッション・スタイルを模索していく。(映画.comより)
ファッションデザイナーのココ・シャネルの人生を描いた物語。
なので当然オシャレなファッションがたくさん登場します!
ザ・女の子という感じより、フランスのちょっとシックでレトロな雰囲気のデザインが好きな方におすすめ。
タイピスト!
監督:レジス・ロワンサル
キャスト:ロマン・デュリス、デボラ・フランソワ、ベレニス・ベジョ など
あらすじ
故郷の田舎町を飛び出したローズは、あこがれの秘書になるため保険会社に就職するが、すぐにクビを言い渡されてしまう。クビを免れる条件は、彼女の唯一の特技であるタイプライター早打ち世界選手権で頂点に立つこと。上司ルイのもと特訓に励むローズだったが……。(映画.comより)
タイプライターの早打ち、つまり「タイピング」の世界大会に挑む女の子の物語。
ある意味スポ根なストーリーではあるのですが、それと対照的にガーリーな衣装がとってもオシャレな映画です。
タイプライターそのものもレトロで可愛く見えてきますよね♪
フリフリのドレスを着た主人公が真剣なまなざしでタイピングするシーンでは、キュートだけど芯の強さもある女性の姿に惹かれます。
さくらん
監督:蜷川実花
キャスト:土屋アンナ、椎名桔平、成宮寛貴 など
あらすじ
江戸時代の吉原遊郭を舞台に、自分らしく生きるひとりの花魁の人生をゴージャス&ビビッドに描いた青春時代劇。吉原の遊郭・玉菊屋に連れてこられた8歳の少女・きよ葉。彼女はその美貌と負けん気の強さで、やがて吉原一の花魁へと成長していく。(映画.comより)
時代劇というと地味な印象を受けますが、そこは芸術家の蜷川実花監督。
リアリティよりも奇抜でファッショナブルな画面作りを重視した、新しい時代劇が観られます。
とにかく赤!派手!な色彩で「和」の持つ妖艶さを表現しています。
蜷川実花の監督作品はどれも独特の雰囲気をもった映像が楽しめますよ!