世界中がコロナウイルスの話題でもちきりな最近ですが、皆さんは元気にお過ごしでしょうか?
外出もあまりできず、イベントは中止……もうおとなしく家で映画を観るしかないですね。
ということで、今回はパンデミックを描いた映画をご紹介します。
現実は笑えませんが、フィクションの世界のパンデミックがどう描かれているのか、現状と比較してみても面白いかもしれないですね。
パンデミック映画から学ぶことももしかしたらあるかも……?
パンデミックを描いたおすすめ映画
感染列島
監督:瀬々敬久
キャスト:妻夫木聡、檀れい、国仲涼子 など
あらすじ
市立病院で働く救命救急医の松岡のもとに、新型インフルエンザに感染したと思われる急患が運び込まれてくる。しかしあらゆるワクチンや治療が効果を持たず、患者は死亡。やがて医療スタッフや入院患者にも感染が発覚し、病院はパニックに陥る……。(映画.comより)
日本を舞台にした感染映画なので、コロナ騒動中の日本と比較しやすいですね。
現実と比べてどうでしょうか、おそらくツッコミどころ満載になると思います……(笑)
恋愛要素や人間ドラマがメインに描かれているところが多いので、パニック映画よりはドラマ寄り。
FLU 運命の36時間
監督:キム・ソンス
キャスト:チャン・ヒョク、スエ、パク・ミナ など
あらすじ
ある日、鳥インフルエンザH5N1の変種ウィルスが猛威をふるい、ウィルスの拡散を防ぐため町が封鎖される。住民たちは感染の恐怖に次第と暴徒と化し、正義感あふれる救急隊員のジグは、愛する人の娘ミルを守るため、たった1人で町に取り残された人々を救おうと立ち上がる。しかし、地球規模の感染拡大を恐れたアメリカ軍が、ミサイルで町をまるごと消滅させようと動き出していた。(映画.comより)
史上最悪のウイルス、なんと致死率100%!感染したら死にます。
救助隊員の主人公の家族を想う気持ちなど人間ドラマ要素もありますが、政府と医療機関の対立など政治的描写も多くリアリティがあります。
コンテイジョン
監督:スティーブン・ソダーバーグ
キャスト:マリオン・コティヤール、マット・デイモン、ジュード・ロウ など
あらすじ
地球規模で新種のウィルスが感染拡大していく恐怖を描いたサスペンス大作。接触感染により数日で命を落とすという強力な新種ウィルスが香港で発生。感染は瞬く間に世界中に拡大していく。見えないウィルスの脅威に人々はパニックに襲われ、その恐怖の中で生き残るための道を探っていく。(映画.comより)
ハリウッド映画でおなじみの豪華キャストが多数登場するパンデミック映画。
医師や海軍、記者など様々な立場の登場人物の視点から群像劇的に描かれています。
パニックになった人々がスーパーに押し寄せて商品を買い占める様子とかはかなりリアルで、現状に重なりますね。
ラストで明かされる真実に戦慄。
アウトブレイク
監督:ウォルフガング・ペーターゼン
キャスト:ダスティン・ホフマン、レネ・ロッソ、モーガン・フリーマン など
あらすじ
すさまじい伝染力と死亡率を持つ未知の病原体の脅威と、それに立ち向かう人々の姿を描いたパニック・サスペンス。(映画.comより)
25年前の映画ですが、なかなかリアリティあります。
モターバウイルスという、エボラ出血熱に似た症状を引き起こす架空のウイルスがモチーフ。
アウトブレイク(感染爆発)がどんどん進んでいく様子が追って描かれている感じです。
フェーズ6
監督:アレックス・パストー、デビッド・パストー
キャスト:ルー・テイラー・プッチ、クリス・パイン、パイパー・ペラーボ など
あらすじ
治療薬のない致死率100%のウィルスが世界中に蔓延し、ごく僅かに生き残った人間はゴーストタウンと化した街に暮らしていた。お調子者の兄ブライアンと真面目な弟ダニーは、感染を免れている可能性のある海岸を目指し、ブライアンの彼女ボビーとダニーの友人ケイトを連れ、車で旅に出る。しかし、4人の中に感染者が出ると、それぞれの本性が現れ始め……。(映画.comより)
ウイルスが蔓延した世界から逃げてメキシコ湾を目指す若者たちのロードムービー(?)。
ウイルスによってパニックになった人々を直接描く作品は多いですが、これはそんな世界から逃避行する物語です。
ハプニング
監督:M・ナイト・シャマラン
キャスト:マーク・ウォールバーグ、ズーイー・デシャネル、ジョン・レグイザモ など
あらすじ
ある日突然全米全土からミツバチの姿が消えたのを皮切りに人々が次々と倒れていく異常現象が発生。フィラデルフィアの高校教師エリオットは妻や友人の娘を守るために見えない脅威からの逃避行を続けるが……。(映画.comより)
これもちょっと変わった感染映画として入れさせてもらいました。
アメリカで、突発的に人々が自殺する現象が多発する。
ウイルスなのか、はたまた科学を超えた何かのしわざなのか。
正体が見えないものから逃げるという不安で不気味な雰囲気が終始ただよっています。
新感染 ファイナル・エクスプレス
監督:ヨン・サンホ
キャスト:コン・ユ、キム・スアン、チョン・ユミ など
あらすじ
ソウルでファンドマネージャーとして働くソグは妻と別居中で、まだ幼いひとり娘のスアンと暮らしている。スアンは誕生日にプサンにいる母親にひとりで会いにいくと言い出し、ソグは仕方なく娘をプサンまで送り届けることに。ソウルを出発してプサンに向かう高速鉄道KTXに乗車したソグとスアンだったが、直前にソウル駅周辺で不審な騒ぎが起こっていた。そして2人の乗ったKTX101号にも、謎のウィルスに感染したひとりの女が転がり込んでいた。
(映画.comより)
感染といえばゾンビ!ということでゾンビ映画もご紹介。
日本でもかなりヒットした韓国映画。
政府の動きも出てきたりとゾンビ映画の中でも「パンデミック」感が強い作品です。
特急電車という限定された空間の中でパンデミックが起こっていくのですが、そのシチュエーションを利用した様々なアクションが最高。
とにかく面白いので観て!
28日後…
監督:ダニー・ボイル
キャスト:キリアン・マーフィ、ナオミ・ハリス、クリストファー・エクルストン など
あらすじ
怒りを抑制する薬を開発中のとある霊長類研究所。ある夜、精神を冒し即効性の怒りを発するウィルスに感染している実験用チンパンジーが、侵入した動物愛護活動家たちによって解放されてしまう。その直後、活動家の一人がチンパンジーに噛まれて豹変、仲間に襲い掛かる…。そして28日後。交通事故で昏睡状態に陥っていた自転車メッセンジャーのジムは、ロンドン市内の病院の集中治療室で意識を取り戻す。ベッドから起き廊下をさまようジムだったが、院内にはまったく人の気配がなかった。人の影を求めて街へ飛び出したジムは、そこで驚くべき光景を目にする…。
(allcinemaより)
ゾンビ映画からもうひとつ。
人が凶暴化するウイルスで壊滅したロンドンを舞台に、生き残った人たちのサバイバルが描かれます。
この感染者が、一応ゾンビみたいなものなんですがめちゃくちゃ走るの速くて怖い!
人間の恐ろしさも描かれています。