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『パラサイト 半地下の家族』にハマった人必見!タイプ別おすすめポン・ジュノ作品

※この記事は『パラサイト 半地下の家族』の軽いネタバレを含んでいます!

2019年のカンヌ国際映画祭で韓国映画初となるパルムドール(グランプリ)を受賞し、強烈なポスタービジュアルにより日本でも公開前から話題になっていたポン・ジュノ監督の映画『パラサイト 半地下の家族』

1月11日からついに全国公開され、近年の韓国映画としては異例の大ヒット(体感)&早くも絶賛の声が続出しています。

普段は韓国映画なんてあまり観ないけど、『パラサイト』は超面白くてハマっちゃった!というそこのあなた。

テツコ
ポン・ジュノの世界へようこそ。

自称ポン・ジュノ信者のテツコ、カンヌでパルムドールを獲ったときは咽び泣き、今現在日本での『パラサイト』ブームを目の当たりにしていちいち目頭が熱くなっております。

『パラサイト』のあの独特の空気感にハマった皆さん、ポン・ジュノのほかの作品も観てみたくありませんか?というか観てください。

 

あなたにピッタリのポン・ジュノ作品、紹介します。

ポン・ジュノがこれまでに撮った長編映画は、韓国・ハリウッド合わせて6作あります。

そこで今回は、「『パラサイト』を観てポン・ジュノ監督のほかの作品が気になったけれど、どれを観たらいいの?」という人のために、『パラサイト』を観て刺さったポイント別におすすめ作品を選定してみました。

どういうことかと言いますと……

  1. 『パラサイト』のブラックコメディ要素
  2. 『パラサイト』の苦々しい悲劇要素
  3. 階級格差を描いた『パラサイト』の社会メッセージ性

『パラサイト』の魅力をざっくりとこの3つの要素に分けてみました。

『パラサイト』にハマったあなたが、①~③の中のどのポイントが刺さったかによって、相性の良いポン・ジュノ作品はどれなのかをお教えします!

 

ブラックコメディ要素に惹かれたあなたは……

『パラサイト』は特に前半、コメディ要素がかなり多いですよね。
それも、笑っていいのかな……?というようなシニカルな笑い。
このブラックコメディ要素は、ポン・ジュノの持ち味のひとつと言えます。

そこに惹かれたあなたにオススメしたいのは、『ほえる犬は噛まない』『グエムル 漢江の怪物』です!

ほえる犬は噛まない

2000年/110分
出演:イ・ソンジェ、ペ・ドゥナ など

あらすじ
ユンジュは、出産間近の年上の妻ウンシルに養われている、ヒモ同然の大学講師。最近、マンション内に響き渡る犬の鳴き声に神経過敏になっていた。ある日、となりのドアの前にチョコンと座る犬を見つけて、ついふらふらと地下室へ閉じ込めてしまう…。

こちらはポン・ジュノの長編デビュー作。

『パラサイト』を観て、「ブラックコメディ最高!」となったそこのあなた、甘いです。
この映画は『パラサイト』の5億倍くらいヤバイ映画です。笑

犬を排除したい男と犬を守りたい女がひとつの団地を舞台に繰り広げるドタバタ劇が終始コメディタッチで描かれているのですが、可愛いワンちゃんに癒されるほっこり映画……とはならないところがポン・ジュノ節。
思わず「えっ……」と絶句してしまうような笑えないシーンが突然出てきたり、シュールな画も満載の一風変わったブラックコメディになってます。
ちなみにテツコはポン・ジュノ作品で一番好き。

「この作品に登場する犬は、専門家の監修のもと安全に配慮して撮影されています」というテロップからこの映画は始まるのですが、いや、ウソでしょ。

『ほえる犬は噛まない』を動画配信サービスで観る

 

グエムル 漢江の怪物

2006年/120分
出演:ソン・ガンホ、ペ・ドゥナ、コ・アソン など

あらすじ
ソウルの中心を貫く漢江(ハンガン)の河川敷で、小さな売店を営みながら暮らすパク一家。普段と変わらない日を送っていたパク一家の面々だったが、ある日突然、漢江から飛び出してきた謎の巨大な怪物に娘ヒョンソを奪われてしまう……。

まさかのSFパニック映画です。CGの怪物が登場します。
全体を通して見るとかなり悲惨な話になってはいるのですが、コメディタッチで描かれている部分も多く、その悲劇と喜劇の絶妙なバランスにハマります。泣けるシーンなのに笑える……みたいな。
「社会的弱者である家族の一致団結」という点も『パラサイト』に通ずるものを感じますね。

『グエムル』を動画配信サービスで観る

 

悲劇要素に惹かれたあなたは……

『パラサイト』のスゴイ点といえば、最初はあんなに笑えたのに、だんだんと取り返しのつかない展開になっていく悲劇性。
それがラストに独特の余韻を残しているのではないでしょうか。
「喜劇と悲劇の絶妙な同居」というのはポン・ジュノ作品に共通して言える要素なのですが、中でも「これは悲惨だぞ」という悲劇性の強い作品が『殺人の追憶』『母なる証明』です。
バッドエンドや後味の悪い映画が好きな方はハマると思います。

殺人の追憶

2003年/130分
出演:ソン・ガンホ、キム・サンギョン など

あらすじ
ソウル近郊の農村で、同じ手口による若い女性の惨殺事件が連続して発生。地元の刑事パク・トゥマンとソウル市警から派遣された刑事ソ・テユンは対立しながらも捜査を続け、有力な容疑者を捕らえるのだが……。

韓国で実際に起こった未解決連続殺人事件をベースにしたサスペンスドラマ。(昨年、30年越しに犯人が見つかったらしいですよ。トリハダ。)
猟奇的殺人をモチーフにしてる上、韓国映画に登場する田舎の陰湿な雰囲気も相まって、かなり悲劇的な内容になってます。
不穏な余韻を残すラストシーンがトリハダもので、俳優の斎藤工さんがテレビで紹介したことでも話題になりました。

『殺人の追憶』を動画配信サービスで観る

 

母なる証明

2009年/129分
出演:キム・ヘジャ、ウォンビン など

あらすじ
貧しいながらも幸せに暮らしていた親子であったが、ある日1人息子が警察に拘束されてしまう。殺人事件の容疑者にされてしまった息子の無実を信じ、孤立無援の母は悲しむ間もなく、たった1人で真相に迫ろうとするのだが……。

ポン・ジュノ作品の中ではトップクラスに後味が最悪な映画ですね。(褒めてる)
知的障害者の息子と老いた母親という弱者の視点から描かれているので悲惨さが増します。
日本でもアイドル的人気をほこるウォンビンの体当たりの演技も素晴らしいです。

『母なる証明』を動画配信サービスで観る

 

ちなみに、ポン・ジュノが監督ではありませんが製作に携わっているシム・ソンボ監督の『海にかかる霧』という映画も、「地獄かよ……」というような悲劇に発展していく最悪な映画(褒め言葉)なのでとてもオススメです。

 

社会メッセージ性に惹かれたあなたは……

『パラサイト』は言うまでもなく「上流階級」と「庶民以下の主人公家族」の格差が描かれていますよね。
エンタメ作品でありながら、社会の姿を反映したメッセージ性のある作品です。
ポン・ジュノが皮肉を込めて描く社会メッセージ性が特に色濃く表れているのは、どちらもハリウッドで撮られた『スノーピアサー』『オクジャ』です!

スノーピアサー

2013年/125分
出演:クリス・エヴァンス、ソン・ガンホ など

あらすじ
2014年、地球温暖化を防止するため78カ国でCW-7と呼ばれる薬品が散布されるが、その結果、地球上は深い雪に覆われ、氷河期が再来してしまう。それから17年後、かろうじて生き延びた人々は「スノーピアサー」と呼ばれる列車の中で暮らし、地球上を移動し続けていた。列車の前方は一握りの上流階級が支配し、贅沢な生活を送る一方、後方車両には貧しい人々がひしめき、厳しい階層社会が形成されていた。そんな中、カーティスと名乗る男が自由を求めて反乱を起こし、前方車両を目指すが……。

最も『パラサイト』と並べて語られるべきポン・ジュノ作品はこの『スノーピアサー』でしょう。
パラサイトでは「高台の豪邸-半地下の家」「リビング-地下室」のように、貧富の差が縦方向に表現されていました。
『スノーピアサー』では、ひとつの長い列車の中で「前方車両が上流階級」「後方車両が貧しい人々」という横の構図になってるんですよね。
なかなか奇妙な近未来映画なのですが、『パラサイト』と比較しながら観るのも面白いと思います。

『スノーピアサー』を動画配信サービスで観る

 

オクジャ

2017年/120分
出演:ティルダ・スウィントン、ポール・ダノ、アン・ソヒョン など

あらすじ
韓国の山間の家で暮らす少女ミジャは、大きな動物オクジャの面倒を見ながら平穏な毎日を送っている。優しい心を持つオクジャは、ミジャにとって親友ともいえる大切な存在だった。ところがある日、多国籍企業ミランド社がオクジャをニューヨークに連れ去ってしまう。自己顕示欲の強いミランド社CEOルーシー・ミランドが、ある壮大な計画のためにオクジャを利用しようとしているのだ。オクジャを救うため、具体的な方策もないままニューヨークへと旅立つミジャだったが……。

Netflixオリジナル作品です。
こちらも当時カンヌに出品されたんですが、「劇場公開しないなら映画ではない!」と冷遇されたんですよね。それを経ての『パラサイト』でのパルムドール受賞、本当に泣いてしまいます……。
本作で描かれているのは「食肉」
最近はヴィーガンという言葉を聞くことも多いですが、まさにこの作品では「命を食べること」について皮肉たっぷりに描かれています。
ポン・ジュノ作品の中でもトップクラスに皮肉てんこ盛りです。

 

おまけ:主演ソン・ガンホに惹かれたあなたは

3つの視点からポン・ジュノの作品をおすすめしてきましたが、そのほかにこんな方もいらっしゃることでしょう。

「『パラサイト』で父親を演じてた素敵なオジサマ俳優は誰??」

テツコ
ソン・ガンホ様です。

テツコが韓国で一番大好きな俳優ソン・ガンホは韓国映画界のトップ俳優のひとりで、『パラサイト』ではポン・ジュノとの4度目のタッグになります。

ソン・ガンホの演技力や魅力の虜になったあなたは、とりあえず『グエムル 漢江の怪物』『殺人の追憶』『スノーピアサー』を観ましょう。

『グエムル』では珍しいソン・ガンホの金髪姿を、『殺人の追憶』では役作りのために太った姿を拝めます。
『スノーピアサー』のソン・ガンホは、とにかくカッコイイです。よろしくお願いいたします。

 

テツコ
皆さん、一緒にポン・ジュノ沼にハマりましょう!

 

『パラサイト 半地下の家族』を配信しているVOD一覧

『パラサイト 半地下の家族』 監督:ポン・ジュノ キャスト:ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン など あらすじ キム一家は家族全員が失業中で、その日暮らしの貧しい生活を送っていた。そんなある ...

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テツコ
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