最近、インド映画って何かと話題になりますよね。
日本ではあまりメジャーじゃないかもしれませんが、実はインドは映画大国。
「ハリウッド」をもじって「ボリウッド」なんて呼ばれています。
インド映画と聞くと、きっとこんなイメージが浮かぶのではないでしょうか。
- 尺が超長い
- 歌って踊る
- とにかく歌って踊る
インド映画といえば、とにかくいきなり歌い出す！踊り出す！といった印象を持って敬遠している人も多いかもしれませんが、全部がそうではありません。
派手な衣装を着た男女が派手に歌って踊ってお祭り状態のインド映画もあれば、歌は感情表現程度に留める静かなインド映画もありますし、尺も2時間程度の作品も最近は多いです。
今日は、Netflixで観ることができるインド映画の中からおすすめの作品をご紹介します！
※2020年1月時点で配信されている作品です。
Netflixで観られるおすすめインド映画
ダンガル きっと、つよくなる
2016年/140分
監督：ニテーシュ・ティワーリー
元レスリング選手でレスリングを心から愛するマハヴィルは、息子を鍛えてレスリングの金メダリストにすることを夢見る男。
でも、生まれた子供は4人全員女の子。
ある日、長女と次女の格闘の才能を見抜いたマハヴィルは、彼女たちを金メダリストにするべく奮闘する……という物語。
もうとにかくアツすぎるスポ根映画！
私は劇場で観たんですが、死ぬほど泣きました。
ラストのあるシーンが犯罪級にエモいのです。
インドの社会背景や女性の社会進出についても絡ませたストーリーが見事。
ちなみに実話ベースの物語です。
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バーフバリ 王の凱旋
2017年/167分
監督：S・S・ラージャマウリ
2018年に日本で公開されて、口コミが広がりプチ社会現象になっていました。
古代インドの神話的叙事詩「マハーバーラタ」をベースに、伝説の戦士バーフバリの壮絶な愛と復讐を描いた物語……って何のことだかさっぱりなんですが。
とにかく観て！としか言えない作品。
もう何もかもぶっ飛びまくった映画なんですが、そんなことどうでもよくなるくらいエネルギーに満ち溢れてます。
ツイッターで、「バーフバリを観た後は日本国民ではなくなる」というツイートが話題に。
まだ観てない方は、早く自分がマヒシュマティ王国民だということに気づくべきです。
ちなみにこれ、前日談の『バーフバリ 伝説誕生』が1作目なんですけど、そっちも観てからの方が断然面白い。
……でもNetflixには『王の凱旋』しか今のところありません。。
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マダム・イン・ニューヨーク
2012年/134分
監督：ガウリ・シンデー
家族の中で唯一英語を話せないことがコンプレックスの主婦シャシが英語を習得しようと一念発起し、英会話教室に通いながら自身を取り戻していく物語。
まるでコミックから出てきたような圧倒的美人女優・シュリデビが主演。
フェミニズム的な要素というよりは、いかにして自分を愛しながら生きていくかという普遍的な問いかけが泣ける。
前向きな気持ちになれるガールズムービーが好きな方におすすめです。
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女神は二度微笑む
2012年/123分
監督：ビディヤ・バラン
失踪した夫を探すためにロンドンからインドの大都市に訪れたヴィディヤが、徐々に過酷な事態に巻き込まれていく……というガチガチのサスペンス。
インド映画でサスペンスってなかなかイメージないですよね。
歌も踊りも封印したシリアスな雰囲気の作品。
脚本もよく練られてるし、テンポも良くて飽きさせない。
インド映画の中でもかなり観やすいんじゃないかと思います。
歌って踊ってのインド映画にハードルを感じている方におすすめ。
ラガーン
2001年/224分
監督：アシュトーシュ・ゴワリケール
これまたスポ根映画なのですが、日本では馴染みのない「クリケット」を取り扱った作品です。
イギリス統治下のインドの小さな村で、農民たちが重い年貢からの解放を求めてクリケットで戦う……という物語。
まあ長い！笑
さらに歌や踊りも満載で、ザ・インド映画という感じ。楽しい。
クリケットのルールが分かっていた方が楽しめます。
ちなみにこの作品、劇場未公開の作品なので、Netflixで観られるのは非常にありがたいのです。
おまけ：個人的に絶対観てほしいインド映画
現時点でNetflixでは配信されていないものの、個人的にこれはオススメ！というインド映画をついでに紹介。
マイネーム・イズ・ハーン
2010年/162分
監督：カラン・ジョーハル
アスペルガー症候群の主人公ハーンが苦難を乗り越えていく話。
目が溶けるほど泣きましたね。
タイトルの意味に号泣。
シャー・ルク・カーンはインド一の俳優だと確信した作品。
きっと、うまくいく
2013年/170分
監督：ラージクマール・ヒラニ
これもかなり有名な作品ですね。
ちょうどこの作品くらいからインド映画が注目され出したんじゃないでしょうか。
とにかく笑えて泣けて、友情・恋愛・家族・夢すべてが詰まったストーリー。
伏線がすっきり回収される脚本も見事です。万人受けする作品。
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パッドマン 5億人の女性を救った男
2018年/137分
監督：R・バルキ
これは2018年に公開されたばかりの作品なので、まだ配信されてないのは当然なんですが……
インドに生理用品を普及させた男性の実話をもとにした物語。
主人公ラクシュミの奥さんへの愛に散々泣かされます。
インド映画って歌や踊りもそうですが、とにかく感情を丁寧に、情熱的に描き上げる作品が多いんですよね。
それゆえ尺も長くなるという。
だからインド映画はどんな物語でもすごく感情移入してしまいます。個人的に。
このほかにもNetflixではいろいろなインド映画が配信されてるので、インド映画が好きな人、これからインド映画を観てみたい人にもおすすめです！
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