病む映画でとことん落ちたいときもある
映画観てると、ハッピーで楽しいだけの映画なんてつまんない!いっそめっちゃ鬱になる映画を観て病みたい!ってなるときありませんか?ありますよね。
今回は、そんなときにおすすめな超絶病む映画を10本ご紹介したいと思います。
言わずと知れた(?)バッドエンドの有名作からあまり見かけない作品まで私のおすすめをいろいろ集めてみました。
絶望のどん底に落ちたいときにぜひご覧ください!!
超病む!おすすめの鬱映画10選
ダンサー・イン・ザ・ダーク
監督:ラース・フォン・トリアー
キャスト:ビョーク、カトリーヌ・ドヌーヴ、デヴィッド・モース など
あらすじ
アメリカの片田舎。チェコ移民のセルマは息子ジーンと2人暮らし。つつましい暮らしだが、隣人たちの友情に包まれ、生きがいであるミュージカルを楽しむ幸せな日々。しかし彼女には悲しい秘密があった。セルマは遺伝性の病で視力を失いつつあり、手術を受けない限りジーンも同じ運命を辿ることになるのだ……。(映画.comより)
鬱映画といえば外せないのがこちら。
ビョークが主演のミュージカル映画ですが、こんなに楽しくないミュージカルはほかにありません。
主人公の女性をこれでもかと襲う不幸に胸がえぐられます。
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を視聴できる動画配信サービス一覧
アンチ・クライスト
監督:ラース・フォン・トリアー
キャスト:シャルロット・ゲンズブール、ウィレム・デフォー など
あらすじ
セックスの最中に幼い息子を事故で亡くした夫婦。愛する息子の死をきっかけに心を病んでしまった妻を療養させるため、セラピストの夫は彼女を森の山小屋へと連れて行くが……。(映画.comより)
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』があまりにも有名なトリアー監督ですが、個人的にこっちの方が凶悪です。
終盤のとあるシーンは思わず目をそむけたくなります。
ミスト
監督:フランク・ダラボン
キャスト:トーマス・ジェーン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ローリー・ホールデン など
あらすじ
激しい嵐が過ぎ去った町に不気味な深い霧が立ち込め、住民たちは身動きが取れなくなってしまう。やがて霧の中に潜んだ正体不明の生物が彼らを襲いはじめ……。(映画.comより)
SFパニック映画でとても面白いのですが、原作とは異なるラストがとにかく最悪な映画。
私は中学生のとき深夜にひとりで観ましたが、人生で一番のトラウマです。
エンドロールが終わった後も呆然として立ち直れず、その夜は悪夢にうなされました(笑)
縞模様のパジャマの少年
監督:マーク・ハーマン
キャスト:エイサ・バターフィールド、ジャック・スキャンロン、ベラ・ファーミガ など
あらすじ
第2次世界大戦下のドイツ、ユダヤ人強制収容所の指揮官を父に持つ少年ブルーノはある日、有刺鉄線で囲まれた風変わりな農場を見つける。そこで縞模様のパシャマを着た少年シュムエルに出会い、次第に心を通わせていくが……。(映画.comより)
戦時下で出会ってはいけない2人の少年の友情を描いた作品で泣けるのですが、
その分、あまりにも残酷すぎる展開に背筋が凍ります。
どう考えても考えうる一番最悪な結末。意地悪すぎる。
告白
監督:中島哲也
キャスト:松たか子、木村佳乃、岡田将生 など
あらすじ
ある中学校の1年B組の担任を務める女性教師の森口(松)は、愛娘を学校のプールで殺害される。警察は事故死と判断するが、森口は学年末の終業式の日に、犯人はクラスの中にいると生徒たちに告げる。(映画.comより)
湊かなえ原作の小説を、奇抜な演出で映画化した作品。
どう転ぶか分からないミステリー要素もありますが、
少年少女の無邪気な悪意を描いた作風が中島哲也監督の演出とマッチして何とも言えない雰囲気を出しています。
KOTOKO
監督:塚本晋也
キャスト:Cocco、塚本晋也 など
あらすじ
ひとりで幼い息子の大二郎を育てる琴子は、世界が“ふたつ”に見える現象に悩まされ、歌っているときだけ世界が“ひとつ”になる。神経が過敏になり強迫観念にかられた琴子は、大二郎に近づくものを殴り、蹴り倒して必死に息子を守っていたが、幼児虐待を疑われて大二郎と引き離されてしまう。そんなある日、琴子の歌に魅了されたという小説家の田中が現れるが……。(映画.comより)
心を病んだ母親をCoccoが熱演していますが、この演技がまあ恐ろしすぎる。
こっちまで精神が不安定になってきます。もはやホラー映画。
ザ・トライブ
監督:ミロスラブ・スラボシュピツキー
キャスト:グリゴリー・フェセンコ、ヤナ・ノビコバ など
あらすじ
聾学校に入学したセルゲイ。一見平和で穏やかに見える学校の裏には、暴力や売春を生業にする組織=族(トライブ)が幅を利かせていた。セルゲイも次第に組織の中で頭角を現していくが、リーダーの愛人アナに恋をしてしまう。そのことがきっかけで組織からリンチにあったセルゲイは、ある決断をする。(映画.comより)
登場人物が全員ろうあ者なので、台詞がいっさいなく手話だけで進んでいきます。
そしてなんと字幕もありません。それだけですごく疲れる。
交わされている言葉はわからないのに、事態がどんどん悪い方向に向かっていくのが分かります。
悪魔を見た
監督:キム・ジウン
キャスト:イ・ビョンホン、チェ・ミンシク、イ・モゲ など
あらすじ
残忍な連続殺人犯ギョンチョル(ミンシク)に婚約者を惨殺された国家情報院捜査官スヒョン(ビョンホン)。復しゅうの鬼と化したスヒョンは、犯人に婚約者と同じ苦しみを与えるべく、執ようなまでに追いつめていく。(映画.comより)
妻を殺された捜査官が犯人を追い詰めていく復讐劇。
韓国映画なのでとにかく残酷描写がエグイです。
140分超えの長尺ですが、体感時間は短いジェットコースタームービー!
チェイサー
監督:ナ・ホンジン
キャスト:キム・ユンソク、ハ・ジョンウ、ソ・ヨンヒ など
あらすじ
04年に韓国で実際に起きた連続殺人事件をベースに、殺人犯と元刑事の追跡劇を緊張感たっぷりに描き出した犯罪スリラー。元刑事ジュンホが経営する風俗店から、女たちが相次いで失踪を遂げる。やがて店の客だった青年ヨンミンが容疑者として逮捕されるが、証拠不十分で釈放されてしまい……。
(映画.comより)
残忍極まりない殺人鬼とそれを追う男性の追跡劇。
女性を監禁している犯人役のハ・ジョンウの怪演もみどころです。
はやく女性を助けてあげて!!と、とにかく観ている間じゅう胃が痛い。
オールド・ボーイ
監督:パク・チャヌク
キャスト:チェ・ミンシク、ユ・ジテ、カン・ヘジョン など
あらすじ
理由も分からないまま15年間も監禁されていた男オ・デス。突然解放された彼の前に謎の男ウジンが出現、5日間で彼が監禁された理由を解き明かせと迫る。(映画.comより)
パク・チャヌク監督の「復讐三部作」の中でも特に最悪な後味を残す復讐劇。
日本の漫画を原作とする映画です。
少しずつ過去が暴かれていくミステリー要素もあるのですが、その真実に驚愕する後味の悪いラスト。