『カクセイ 恐怖に目覚める6つのストーリー』感想(ネタバレ)

『カクセイ 恐怖に目覚める6つのストーリー』のあらすじと感想をまとめました。

『カクセイ 恐怖に目覚める6つのストーリー』作品情報

『カクセイ 恐怖に目覚める6つのストーリー』

2011年/全6話
監督:三木康一郎
キャスト:橋本愛、高山侑子 など

『トリハダ』シリーズの三木康一郎監督が手掛けるオムニバスホラー。
6つのエピソードの間に挟まれるサイドストーリーが進行していくという番組構成や、ドラマの内容自体もかなりトリハダに近い、というかほぼ同じテイストです。
特に何か変わったテーマがあるわけでもないので、タイトルが違うだけで『トリハダ』とほぼ同じものと考えていいと思います。
もちろん、『トリハダ』と同じく、幽霊や超常現象が出てこない恐怖を描いた作品でもあります。

 

『カクセイ 恐怖に目覚める6つのストーリー』感想(ネタバレあり)

テツコ
『カクセイ 恐怖に目覚める6つのストーリー』の各エピソードの結末までのあらすじと私の感想をまとめました。
感想にもネタバレが含まれるのでご注意ください!

第一話「接触」




主人公は自宅近くのコンビニで夕食の弁当を購入するが、会計後にお釣りをもらう際、女性店員が必要以上に手を添えて握ってきた。店員のどこか不気味な外見も含めて、主人公は思わず「キモっ」と呟く。その日の夜から、何者かが主人公の部屋のベランダに石を投げ入れるようになる。

石を投げる音がする度に、すぐにベランダに出て下を見下ろすが、犯人の姿を見つけることはできない。
止まないいたずらにしびれを切らす主人公。
ある日、また石が投げられる音がしてベランダに出てみると、上から小さな紙が落ちてくる。
それはあのコンビニのレシートだった。
恐る恐る上を見上げると、屋上からあの女性店員の顔が覗いていた。
女性は、今度は小石ではなく大きな岩を持っていて、主人公のいるベランダめがけて落とす……。


『トリハダ』女優のイチキ游子がいきなり来ました!
お決まりの、「ちょっとしたきっかけで主人公男性をターゲットにして追い詰める」展開も『トリハダ』と同じ。
最初に投げられた石が砂利みたいなものだったのに、少しずつサイズが大きくなってくるところが伏線っぽかったです。
窓に石っていうと当然ベランダから通りとか下を見るものだけど、実は上だったっていう意外性と、見上げたときに屋上からイチキ游子の髪の毛がひらひら舞ってるのがちょっとだけ見えて、それがものすごく不気味で良かった。

 

第二話「暗示」




本を読んで以来、催眠術に凝り始めた主人公。本の見よう見まねで母親と姉にそれぞれ猫とトンビになるよう催眠術をかけるが、二人とも全く取り合ってくれない。ところがその日の夕方、母親の様子がおかしいことに気づく……。

夕食の支度をしている母親が振り向くと、手づかみで生魚をむさぼるように食べていた。
怯える主人公。するとそのとき、大きな物音がする。
嫌な予感がして2階の姉の部屋にかけつけると、姉は部屋の窓から飛び降りていた。
2人とも催眠術にかかっていたのだ。


これは何ていうか、そのまま。
催眠術をかけたら、かかっちゃいましたっていうただそれだけの話で拍子抜け。
猫になっちゃって魚をむさぼるお母さんのビジュアルはなかなかパンチありました。

 

第三話「循環」




ある日、会社からの帰宅途中、スピード写真撮影機に人が座っているのを目撃した主人公。それから毎日通る度、常に同じ人物が座り続けているのに気づく。

ある日の帰宅途中。今日も同じ人物が座っている。
足早に通り過ぎようとしたとき、突然撮影機から写真が現像される。
恐る恐るその写真を取り出して見てみると、写真は真っ暗で何も映っていなかった。
怯えて写真を落とす主人公。その背後で、撮影機のカーテンがゆっくり開く。叫ぶ主人公。
別の日。例の撮影機に座っている人。その足元には、主人公の履いていたハイヒールがのぞいていた。


これは若干オカルト入ってる感じなので『トリハダ』とはちょっとテイストが違うかな~と思いますが、明確な答えというオチがなくてじんわり怖い余韻を残す感じがシンプルでいいですね。
こういうのって電話ボックスだと結構ありがちな感じになるけど、証明写真撮影機っていうのが独特で良かったです。
道端にあって足元だけが見えてる機械ってよく考えたら確かに不気味。

 

第四話「盲愛」




就職活動中の主人公はある日、面接を終えて帰宅する。両親と食卓を囲むが、引きこもりの弟が部屋から出てこない。しかし全くそれについて触れようとしない両親に業を煮やした主人公は改めて家族の絆を説き、弟とコミュニケーションを取るよう熱弁を振るうが……。

その日の深夜、父親は、二階から笑い声が聞こえてくることに気づく。
声のする部屋の扉を開けると、そこでは主人公が人形を相手に話しかけながら食事を食べさせていた。
弟は幼いころにとっくに亡くなっていたのだった。


こういうテイストは『トリハダ』シリーズ見ても結構珍しいんじゃないかなと思います。
真実を知ってからもう一度見直すとすごく悲しい話。
ゾッとするシーンもありつつ、哀愁も感じられるような結末で結構好みでした。

 

第五話「不在」




宅配便の従業員の主人公は皆本明日香という女性の家に配達に行くが、不在のため伝票を残す。翌日、家主の女性から電話がかかってきて在宅時間を確認、女性の声のトーンを不思議に思いながらも再び家を訪ねる。

電気メーターが回っているにも関わらずまたもや不在なことを不審に思う主人公。
その翌日にも同じ女性から電話がかかってくる。
女性は怯えた声で、「すぐ来てください。今しかないんです。ドアは開いてます」と懇願する。
様子がおかしいと思いながら、今度はドアを開けて中まで入る主人公。
部屋の中はゴミで溢れ、奥にはやせ細った女性が監禁されていた。
驚く主人公の背後で部屋の扉が開き、「家主」が帰ってくる……。


配達員に電話できるなら警察に電話できるじゃん!?というツッコミしか出てこない。笑
しかもドア開いてるんだったらいつでも逃げ出せるでしょ!という感じで、ストーリーは結構破綻してます。
まあこれは後述のサイドストーリーへの布石にすぎないのですが。

 

第六話「漆黒」




目が覚めた主人公(第五話の配達員)は自分が暗闇の中に幽閉されていることに気づく。

見ると頭上にチャックのようなものが見える。チャック付きの袋の中に閉じ込められているようだった。
なんとか内側からチャックを開けて外に出ると、そこは広い道路の真ん中だった。
状況が飲み込めない間に、トラックが来て轢かれる主人公。


この第六話は実質第五話の続きだし、尺もすごく短いので、わざわざ分ける必要あった?って思っちゃうんですが……。
第五話のオチのさらにオチって感じ。
とにかくこの配達員がとんだとばっちりってことでした。

 

サイドストーリー




人気急上昇中のグラビアアイドルの真鍋ユキ(橋本愛)はある日、異変に気づく。覚えのない謎の染みが首に付いていたり、自身の携帯電話のメールの推測変換に打った覚えのない単語が入っていたりしていた。不安に思った主人公はモデル仲間の杏奈(高山侑子)に家に泊まりにきてもらうのだが……。

ユキ宛に届いたファンからのビデオレターを一緒に見ることにする2人。
その中のひとつには、暗闇の中に映る薄気味悪い男性の姿が映っていた。
さらに、そのビデオがユキの就寝中にユキの部屋で撮られたものであることに気づいて戦慄する。
ユキは杏奈の家に泊めてもらうことにし、彼女の部屋に向かう。
到着した彼女の家。そこはあの「皆本明日香」の家だった……。


サイドストーリーが5話・6話と絡んでいて、最後に急速的に収束していく感じが楽しかったですね。
5話・6話の犯人、そして橋本愛につきまとっていたストーカーも杏奈の差し金だったというね……。恐ろしい。
ユキとの会話の中で杏奈が「私の家はすごく汚いよー」みたいなことを言うシーンがありましたが、あれも伏線になってた感じ。
監禁されてた女性はモデル仲間で、人気の出た仲間を次々に拉致ってる感じでしょうか……?

 

『カクセイ 恐怖に目覚める6つのストーリー』を視聴できる動画配信サービスは?

『カクセイ 恐怖に目覚める6つのストーリー』は以下の配信サービスで視聴することができます!

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